>>> 一階
玄関のホール天井は飾り金物による装飾天井とし、極楽に咲くといわれる宝相華唐花文様(正倉院紋様)で鮮やかに彩色いたしました。来山者がここで三階にある本堂の荘厳への期待を高めるに十分な意匠を凝らしました。さらに、一階には「五大力堂」を設けました。これは五大力菩薩をお迎えするお堂ですが、現世の幸せを願う祈願所として、また、ご葬儀等の執行や会議室など多目的な利用もできます。

>>> 二階
二階は客殿とホールとからなっています。ホールは、ご法事等においでになった方々の待ち合わせの場所としてお使いいただきます。また、客殿の材料は、尾州檜を使い、京都の数寄屋大工によって造り上げたものです。壁は、土佐の漆喰を丹念に磨き上げました。客殿、和室は十五畳、十畳、八畳の三間があり、ご法要後の会食などにお使いいただけます。
>>> 三階
【本堂】唐花文様(正倉院紋様)
床は唐花をモチーフにしたカーペットを敷き込みました。天井は細やかな格天井で、嵌め込んだ図柄は3000枚、その一枚、一枚は浄土に浮かぶ雲をデザインしています。
正面外壁「二河白道」ステンドグラス製
善導大師によって「観無量寿経」に注釈をつけた「観無量寿経疏」によると「二河」とは水と火の二つの河であり、その間を娑婆世界から極楽浄土に向かって一本の「白い道」が通っている。娑婆世界には様々な賊や悪獣が群がり、彼方の浄土世界には阿弥陀如来が待って下さっている。その阿弥陀如来に励まされ、往生者は「白道」を進みます。善導大師は、信心を得て浄土に往生する道行をこうした喩えで表現されました。
【内陣】
内陣の床は、欅の地板に拭漆で仕上げました。四方の柱は金箔を貼り、天井は折り上げの格天井です。御本尊、阿弥陀如来の背後にあるステンドグラスを通して、浄土の光を感じていただければ幸いです。
弥陀三尊 仏天蓋
中央に御本尊、阿弥陀如来、両脇に観音菩薩、勢至菩薩をお祀りしています。尾州檜材を使用し、宝相華唐花透かし彫刻で岩彩色葦蓮華座にお祀りいたしました。
仏天蓋は中央(阿弥陀如来)に司る菩提樹、右(観音菩薩)には誕生無憂樹、左(勢至菩薩)には瞑想閻浮樹を配し、木彫刻、木地彩色仕上げで他に例を見ない天蓋となりました。また、荘厳仏具は、京都大仏会によるもので須彌壇、大前机、権利高座については、塗、錺金具、蒔絵、箔格、彩色にいたるまで京都伝統工芸の技法をもって謹製いたしました。

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