2012年 2月 23日(木曜日)

阿弥陀如来はインドで『アミターバ』または『アミターユス』といい、音写し阿弥陀といいます。『アミターバ』は直訳すれば無量光、『アミターユス』は無量寿となります。
もとはインドの王子でしたが、出家し、『法蔵』と名乗り僧となりました。そして難行、苦行の末、迷っている人々の苦しみを救おうと誓い、ついに西方浄土、つまり極楽浄土を開いたのです。光の象徴であるといえます。
末法思想が大流行した平安時代には、阿弥陀如来を信仰することにより、地獄に落ちることなく西方浄土に逝きたいと願う人々の気持ちを反映した、数多くの阿弥陀仏の彫刻や画像が作られました。十円玉の図柄にもなっている『平等院鳳凰堂』の阿弥陀如来像は特に有名。また、歌人・与謝野晶子が『美男におわす』と詠んだ鎌倉の大仏も有名です。画像では、阿弥陀仏の名を念じながら臨終にいたった人を迎えようとする姿を描いた『山越図』や、多くの菩薩を後ろに従えた阿弥陀仏が雲に乗って迎えにくる『二十五菩薩来迎図』などが有名です。
当山・最勝院にはこの『二十五菩薩来迎図』が掛け軸ではなく、立体の彫刻彫りで安置されております。 さらに、阿弥陀様の浄土の様相を現した『浄土変相曼荼羅』が同じく立体の彫刻彫りで安置されております。
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